持分について考える ~ の巻

これは税金に関する話です。

今週月曜日に有給を取って住宅ローンの申請をしました。
その中で申請書類に持分を記入する欄がありました。この時はあまり深く考えませんでしたが、調べていくうちに真剣に持分について考え、そして悩みました。
我々の検討の軌跡を今回簡単に記したいと思います。

持分(もちぶん)とは、そもそも何?
不動産の財産所有割合で、誰がどのくらい権利を持っているのかを意味するそうです。

持分は何に影響するの?
ちゃんとやらないと脱税になったり、不要な税金を課せられてしまう可能性があります。そんなの知らなかった。

調べていくうちに重要なことだと分かってきて、住宅ローンの申し込みをきっかけに真剣に考えるようになりました。最初は「そんなの夫婦だから半々でしょ!」とてきとーに考えてました。ローン分の持分への扱いだって、借りる人に持分を割り当てられてしまいます。本当は借りる人は配偶者の協力の元で返済できているのだという思いがありますが、税金の話ではダメみたいです。

正しい設定の仕方は、購入代金(諸経費含む)に対する、出した資金の割合を計算して、夫と妻それぞれで、土地と建物に対してそれぞれ持分を決めます。ただ、建物は年数の経過と共に資産価値が下がるので、土地に割り当てた方が良いとのアドバイスをBESSからもらい、妻の自己資金をなるべく全額土地に割り当てられないか考えました。

こうすると大きな壁があります。それは、建物の中間金(契約時、着工時、上棟時)を自己資金でまかなう必要があります(今回利用した住宅ローンはつなぎ融資はありません)。そうすると妻の自己資金無くして建物の中間金やそのた諸経費(登記費用や土地の仲介手数料、ローン事務手数料等)は残念ながら支払えません。そのため、妻の自己資金を土地と建物それぞれに分配した持分設定をすることにしました。

ちなみに、税務署から所有権登記情報から分かる持分について怪しいと思われたら「お尋ね」という書類が届き、取得時のお金の出処を説明する必要があるそうです。どのくらいの確率で来るのかよくわかりませんが、出来るだけ避けたい事態です。

(三井不動産リアルティより)

こんなのが突然来たらイヤですね。

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